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苔谷公園の横の道 「高台」へと続く道

「どこへ行くの？」「寄り道しよう。」 コンビニエンスストアにいた朱里を見つけ、連れ出してきた和臣が、 朱里を「高台」へと導く階段をここに比定しました。

「なんかあった？」「いろいろあって、現実逃避中。私、いい子じゃないから。」 「悪い子のいい分、俺でよければ聞くよ。」 映画を観た時には、コンビニエンスストアを出た二人は この画面、車道の向こう側の歩道を、 右手奥から左手手前に向かって坂道を上ってきたと見えました。 実際にはコンビニエンスストアはこの道のずっと手前、むしろこの撮影点からは後ろの方ですので、 二人は今出てきたはずのコンビニエンスストアに向かって歩いていることになります。 ちなみに、右端に見える高速道路は神戸淡路鳴門自動車道、 画面右端には明石海峡大橋の主塔が、奥には淡路島が見えています。

「高台」へと向かう二人の視線を想定。 この階段が、大丸山公園に通じているということになります。

神戸市垂水区舞子台一丁目。 山陽電鉄舞子公園駅北。

（令和２年９月15日撮影）