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ここで映画「思い、思われ、ふり、ふられ」を扱うに至った経緯
なぜここで「ふりふら」か。
 
 
 このほど、このコンテンツを制作、異例ながら当サイトに掲出しました。

 ここで取り上げる映画「思い、思われ、ふり、ふられ」は、平成27年から令和元年にかけて「別冊マーガレット」誌上に連載された同名の漫画作品が実写映画化された作品です。
 この映画の公開に先立ち、その主要なロケ地が集中する神戸市では、地元団体「date.KOBEプロジェクト実行委員会」様による「思い、思われ、ふり、ふられ 映画ロケ地神戸デートマップ」が公開され、「ロケ地巡りデートでふりふらの世界に浸ってみてください。」というキャンペーンが展開されました。

 「天は赤い河のほとり」をご愛読で、予てより当サイトをご閲覧下さっていた方の中にも、キャンペーンに応じて「マップ」を片手にお友達と神戸観光にお越しになった方がありました。
 ところがこの「1310」様、出向いてはみたものの結局訪ね当てられなかった場所があった由、これまでにもメール等でこの話題を共にさせていただいていた当筆者に詳しい場所のお問い合わせをいただきました。もとより当筆者にはよく見知った場所、早速詳しい道順をご案内申し上げたものです。

 実は当筆者もこの作品、連載中から愛読していた(コミックス発売を待って、ですが)上、実写映画化にも主たる撮影が神戸市内で行われたとあって特に注目しておりました。さらに映画公開を待ちかねて地元神戸の映画館で鑑賞してみれば、その出来栄えの素晴らしさは申すまでもないながら、冒頭から一目見て「おお、あそこやん」と思い当る場所が続々と登場、さらに興味を掻き立てられて大阪・難波へ出かけた「咲坂伊緒の世界展」見学に伴ってもう一度鑑賞、大いに面白く拝見したものでした。
 今回のロケ地選定は、これまで20年に亘って数多くの映画やテレビドラマ等の撮影に当たって誘致、支援の実績を積み重ねておられる神戸市のフィルムコミッション「神戸フィルムオフィス」様のご尽力なのだそうで、作品中にはその舞台が神戸だとはどこにも示されていないものの(建物の塔屋に神戸市章が掲げられているのは見えましたが)、よくこんなローカルな場所をご存知なものだ、という意外さや、そんなありふれたごく普通の町の片隅が見違えるように生き生きと描かれている驚き。
 そして何より、漫画を拝読していた時点の舞台は「決して神戸ではなかった」はずのこの作品を、神戸で実写化していただけたことに、一愛読者にして一神戸市民という立場から大きな喜びを感じています。

 「1310」様とは元々ネット上でだけのご交誼、お目にかかったこともないながら「この際だから全部回りましょう」とのご返信をいただきました。それで当筆者もご案内を申し上げた手前、改めて該当全箇所へ立ち寄って「写真を撮る」ことを思い立ち、せっかくですのでその結果をこうして公開させていただこうと思い立った次第です。
 ただ本来なら別の新しいサイトを立ち上げるべき所、情報量が限られている上に恒久展示を目的としてはいない関係で、とりあえずこのサイト内に仮設することにしたものです。
 実際には大抵 所用のついでに立ち寄って来たに過ぎないもので、その気になって歴訪すれば一日あれば済みそうなものに何日かけたか知れませんが、そうして撮影してきた写真はまだありますので、順次掲載してまいります。
 また、どれも映画の画面の記憶と、映画のプログラムや参考サイトに掲げられている写真程度を頼りに比定した「このあたり」ですので、とんでもない勘違いもありそうで、本当の所はどうなのか全く措信には値しません。追ってこの映画を収録したブルーレイディスクも発売されるとのこと、その時には一通り「答え合わせ」をしてみようと考えています。
 
 以上をお含みおきの上、御一覧を賜れますれば幸いに存じます。(→本論へ)
  

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